“みな”
私はいつの間にか、湊先輩をそう呼ぶようになっていた。

気づけば、朝起きてから寝るまでDMはずっと途切れなかった。

好きな音楽の話。
高校の話。
勉強のこと。
恋バナ。

あっという間に打ち解けて、誰に話せないことまで、みなには全部言えた。