お前誰?




「みどーくん?」




御堂くんを覗き込む。



すると、御堂くんも反射的に顔を上げた。




……………近いです。





「ふじもとさん近い。じゃま。」





御堂くんの口から放たれた言葉はなんと悪口。



さっきのロマンチックな雰囲気はどこへ???





「御堂くん私泣いちゃうよ?」




「じゃあ泣き顔写真撮ってあげる。」




「丁重にお断りします。」




「茉白。」





突然、御堂くんから私の名前が紡がれ、目を見開いた。




「ってよんでもいーい?」




首を傾げた御堂くん。




突然のお願いに驚きを隠せないまま、本能のままに叫んだ。




「もももちろん!!!御堂くんからそう呼ばれた日にはもう私無双しまくります!!!」