茜は匠を信じることにした。
怖さが無くなったわけではないが、彼は確かに自分を守ろうとしていた。
そのことが茜にとったら真実なのだ。本当に残忍な青龍だったら、守ろうとしてくれなかっただろう。
匠のオーラは真っ青だが、それは冷静沈着だけではなく、悲しみの色だと知っているから。
茜の言葉に匠は黙ったままエンジンをかけるが、その口元は上がっていた。嬉しかったのだろう。
その頃。結羅は伊織と話が出来ないままなので大学に向かった。講義を受けていても、ずっと考え込んでまま。
全部の講義が終わると、そのままバイトも兼ねて白石神社に向かった。祖母に話を聞いてもらいたかった。
昨日のことを全て話した。その上で、伊織が離婚届を送ると言われたことまで。最初は、うんうんと頷きながら聞いていた祖母だったが、
「それは神の祟りだ」と、告げた。
「神の祟り?」
「罪や良くないことをすれば、神様はお怒りになる。それを神の祟りと呼ぶ。逆もそう。良いことや感謝を忘れずに続けていると、神様はそれに答えて下さる。それは青龍だけではなく、多くの神様も同じよ」
虎太郎も似たようなことを言っていた。
それが運命(さだめ)だと。確かに悪いことをすれば罰が当たる。
自業自得。因果応報という言葉があるぐらいだ。
祖母は結羅の手をそっと握ってくれた。
「それに結羅がどう向き合うかが大事よ」
「私が?」
怖さが無くなったわけではないが、彼は確かに自分を守ろうとしていた。
そのことが茜にとったら真実なのだ。本当に残忍な青龍だったら、守ろうとしてくれなかっただろう。
匠のオーラは真っ青だが、それは冷静沈着だけではなく、悲しみの色だと知っているから。
茜の言葉に匠は黙ったままエンジンをかけるが、その口元は上がっていた。嬉しかったのだろう。
その頃。結羅は伊織と話が出来ないままなので大学に向かった。講義を受けていても、ずっと考え込んでまま。
全部の講義が終わると、そのままバイトも兼ねて白石神社に向かった。祖母に話を聞いてもらいたかった。
昨日のことを全て話した。その上で、伊織が離婚届を送ると言われたことまで。最初は、うんうんと頷きながら聞いていた祖母だったが、
「それは神の祟りだ」と、告げた。
「神の祟り?」
「罪や良くないことをすれば、神様はお怒りになる。それを神の祟りと呼ぶ。逆もそう。良いことや感謝を忘れずに続けていると、神様はそれに答えて下さる。それは青龍だけではなく、多くの神様も同じよ」
虎太郎も似たようなことを言っていた。
それが運命(さだめ)だと。確かに悪いことをすれば罰が当たる。
自業自得。因果応報という言葉があるぐらいだ。
祖母は結羅の手をそっと握ってくれた。
「それに結羅がどう向き合うかが大事よ」
「私が?」



