14時40分。

お昼ご飯の冷凍カルボナーラを持っていた皿を洗いながらふと時計を見ると、時計の針はその時刻を指していた。

「やばい!」

私は急いで洗剤を洗い流して水切りラックに皿を立てかけて階段を駆け上がり、トートバッグをひったくるようにつかんで家を出た。