この日はシャンパンゴールドのノースリーブカットソー、ベージュのスカートはシルエットがきれいなものを選んで。足元は某高級ブランドのキラキラ光るパンプスをチョイス。
するわよ、私だって。男遊び。”遊び”と言うと語弊がある。私が”彼”とそうなったのは二年。勿論相手は一人よ?
セックスは―――するときもあるし、ただ話してお酒を呑んで愚痴って笑ってバカみたいにはしゃいだりすることもある。それが唯一の楽しみ。
指定されたホテルの部屋へ向かうとカードキーをかざしたとき部屋が真っ暗だった。
私の方が先だった?
こんな、はりきってるみたいな姿を見せたくなくて一旦部屋を出ようとしたが突如として部屋がぱっと光輝いた。
それと同時に私の腰を支え、口づけが落ちてくる。
びっくりして目の前の
小鳥遊部長を
見ると
彼は満足そうに微笑んでいた。
会社では絶対見せない優しい笑顔。
彼はメガネのブリッジをちょっと調整すると再び私にキスを落としてきた。
同じ部署の部長と課長。このイケない関係が続いているのはもう二年。キッカケはどうだったかあまり覚えていない。



