ゆいは、私が中学生の頃からの友達。小学生の頃からゆいのことは知っていたけれど、話したこともないし、正直何を考えているのかわからなかった。そして、中学で初めてゆいと同じクラスになった。ゆいは、私の後ろの席だった。入学式で勇気を出して、話しかけてみたら、案外盛り上がった。中学からは意外なことにゆいはいわゆる陽キャというものになっていて、反対に私は陰キャだった。こんな私となんで仲良くしてくれているんだろう。そう思って聞いてみると、彼女はふわっと笑って言った。
「なんでって言われてもなあ…まあ、すずが大好きだから?なんて…」
えへへと言い、少し照れて顔を背けていた。私も恥ずかしくなって目を背けて、それがおかしくって二人はふふっと笑った。
そのまま私達は中学3年生になった。この頃には不登校も数人増えてきた。私も受験や卒業、部活でいっぱいいっぱいだったけど、周りの友達は平気そうな顔をしていた。そのまま高校生になろうというときに、ゆいが帰りに寄り道をしていた。
「すずは先行ってていいよ!私はちょっと用事あるから!」
なにか変な予感がして、こっそりついて行ったら案の定、川の方へ行っていた。
「なんでって言われてもなあ…まあ、すずが大好きだから?なんて…」
えへへと言い、少し照れて顔を背けていた。私も恥ずかしくなって目を背けて、それがおかしくって二人はふふっと笑った。
そのまま私達は中学3年生になった。この頃には不登校も数人増えてきた。私も受験や卒業、部活でいっぱいいっぱいだったけど、周りの友達は平気そうな顔をしていた。そのまま高校生になろうというときに、ゆいが帰りに寄り道をしていた。
「すずは先行ってていいよ!私はちょっと用事あるから!」
なにか変な予感がして、こっそりついて行ったら案の定、川の方へ行っていた。

