「イルーダ、リート…あなた達、伝説の戦士4人組を知っているかしら」

「えっと…昔の(バッド)を全滅させて消えた戦士のことだっけ…?」

「今は(バッド)復活してるけど…」

「そうですね 今は(バッド)は復活してます」

「20xx年…そう、今年に魔王が復活するといわれています」

「大人たちの間で伝説の戦士4人組と似ている人を見かけたと騒がれているそうなんです」

プリズムは深呼吸をしてからこういった

「それがあなた達とわたしです」

「「え…?」」

突然の出来事にリートと俺は固まった

「お、俺たちが騒がれてる張本人なのか…?」

俺が戸惑いながら聞くとプリズムはこくりと頷いた

「ほんとにそれは僕なのだろうか…」

「リートさん、スペードの戦士にすごく似てますよ」

「ま、まじか…」

普段あまり感情を見せないリートまで固まっている

「それとは別に話すことがあります」