『先輩、今日泊まってみて、もしいいなら…同居しませんか?』
「え…?」
私の思考が一度止まっていると犬川くんがもう一度話す
「お互いストーカーが出来ている訳ですし…同居していたらお互い付き合っている相手がいると勘違いすると思うんです」
「そしたら、諦めるんじゃないかと思ったんですけど」
私は一つだけ心配なことがあった
「犬川くんに迷惑かからないかな…?」
犬川くんがいつもの人懐っこい笑顔を見せて私の方を向く
「僕は大丈夫です! むしろ、一緒にいる人がいてくれて嬉しいです…!」
犬川くんが頬を少し紅く染めて照れくさそうに話した
「なら…今日泊まってみてから2人で判断しよう?」
私がそう返事をすると犬川くんの顔がぱぁっと明るくなる
「先輩…! ありがとうございます~…!」
犬川くんが私に涙を零しながら抱きつく
「女の子には身軽に抱きついたりしたらだめだよ~? 勘違いしちゃうからね!」
「はぁ…いつになったら気づいてくれるんですかね…この鈍感美少女め…」
私が微笑みながら注意すると犬川くんがふてくされながら何か言ったような気がした
「ところで荷物ってどこに置いたらいいかな?」
「あそこの部屋、来客用で空いてるのでどうぞ! お荷物の整理…僕も手伝いましょうか?」
私が一人で運ぼうとすると犬川くんが微笑みながら手を差し伸べる
「いや、そんなに荷物は持ってきてないから一人で整理出来ると思う! 犬川くん、ありがとう…!」
「んぐっ…!」
私が微笑むと犬川くんがまるで何かが刺さったように胸を抑える
「い、犬川くん…⁉ 大丈夫…⁉」
「だ、大丈夫です…先輩… 先輩が笑顔が可愛くて倒れただけです」
「か、可愛くて倒れる…? 私が可愛い…?」
私は可愛いと言われ、頬を紅く染めながらも可愛くて倒れると言う意味を考え始める
「うん… 先輩が可愛いんですよ…?」
犬川くんが私を見つめながら私のことを可愛いと言ってくるので私は頬を紅色に染める
「い、犬川くん、冗談はやめてよね! 私、荷物置いてくるから!」
私は戸惑った挙句、部屋に猛ダッシュで部屋に入って行った
徹side
「あのね、私にもストーカー出来ちゃったかも…うぅ…どうしよう…」
は…? 俺の美愛先輩にストーカー…? 美愛先輩を狙う奴らは始末しなければ… けど、上手く使えるかも
俺は心の中で密かにニヤっと笑い、美愛先輩をすぐに家の中に入れた
「先輩…今日泊まってみて、もしいいなら…同居しませんか?」
「え…?」
美愛先輩がきょとんとしてる…可愛い…じゃなくって 何かしら理由をつけないと…
「お互いストーカーが出来ている訳ですし…同居していたらお互い付き合っている相手がいると勘違いすると思うんです」
「そしたら、諦めるんじゃないかと思ったんですけど」
すると、美愛先輩が話し始めた
「犬川くんに迷惑ってかからないかな…?」
なんだよっ…!その可愛すぎる悩みはっ…! ここは正直な気持ちを伝えなければ…軽く表の姿の俺っぽくするか…
「僕は大丈夫です! むしろ、一緒にいてくれる人がいてくれて嬉しいです…!」
ほんのり頬が紅くなったのを表現する
「なら…今日泊まってみてから2人で判断しよう?」
美愛先輩が考えてくれる…⁉ もうほぼ認めてくれたよね…?
「先輩…! ありがとうございます~…!」
俺が表の俺を演じながら抱きつく
「女の子には身軽に抱きついたりしたらだめだよ~? 勘違いしちゃうからね!」
「はぁ…いつになったら気づいてくれるんですかね…この鈍感美少女め…」
美愛先輩はまだ俺の気持ち気づいてないのか…
「ところで荷物ってどこに置いたらいいかな?」
「あそこの部屋、来客用で空いてるのでどうぞ! お荷物の整理…僕も手伝いましょうか?」
美愛先輩が一人で運ぼうとするので俺が手を差し伸べると美愛先輩は優しく微笑んだ
「いや、そんなに荷物は持ってきてないから一人で整理出来ると思う! 犬川くん、ありがとう…!」
「んぐっ…!」
俺のハートに恋の矢が刺さる 美愛先輩可愛すぎるんですけど⁉
「い、犬川くん…⁉ 大丈夫…⁉」
「だ、大丈夫です…先輩… 先輩が笑顔が可愛くて倒れただけです」
「か、可愛くて倒れる…? 私が可愛い…?」
頬を染めながら必死に意味を考えている美愛先輩が可愛すぎてまたもや俺のハートに恋の矢が刺さる
「うん… 先輩が可愛いんですよ…?」
そう言うと美愛先輩の頬が真っ赤になりながらあわあわとしている
「い、犬川くん、冗談はやめてよね! 私、荷物置いてくるから!」
美愛先輩が頬を真っ赤にしながら急いで部屋へと走って行った
「…はぁ、なんなんだよ… 美愛先輩、可愛すぎんだろ… あの照れ顔を写真に収めておきたかった~…」
俺は自分の真っ赤に照れた顔を両手で隠しながら呟く
徹end



