【sideあまね】
時計を見ると、もう五時。
だけど今日は、特別六時となっている。
やること終わってないのにかえれるわけないもんね。

でもあと一時間か~
プログラムできるのかなー


私は、ゆあと、マネージャーさんの話を聞いて、メモをするんだけど…
意外と簡単ではない。
曲が多いから、かんがえるのが大変なんだよね。


ちらっとゆあのほうを見る。
真面目って思われるのが普通みたいなくらい真剣だ。
ゆあに負ける…


「あっあまね!ここの曲とこれ入れ替えてほしい」
「わかった!これも入れ替える?」
「そうですね。入れ替えましょうか」
自分なりに頑張らなくちゃ。
「はい!」


六時までには、なんとか終わって
はやく家に帰るようにとマネージャーさんに言われたから帰る。



【sideゆあ】
やっとプログラムが終わって家に帰る。
つかれた~
「ゆあ帰ろう!」
「あ、うん!」


スタッフさんに、お礼を言って、
ドアを開けて外に出た。

「涼しくなってきたね」
「うん」
もう十月だから、だんだん涼しくなってきた。
もみじも綺麗。



「ただいま~」
「おかえり!お疲れさま~。すいがいるから、夜ご飯先食べちゃったの。寝かしつけるから、ラップにあるの食べて!」
すいは、私の弟。いま2歳だからこうなるのも当たり前。ちょっとさみしいけど…


「うん!分かった!」
「ありがとう!ゆあ!おやすみ」
「おやすみ!」



【サワームーン】
ご飯と、お風呂をすませて、ベッドにもぐる。
夜は寒いんだよね。

こんなに、一気にやるのははじめてだから、
つかれた。


でもあとは、ライブの練習だけ。
すごく気が楽。


そろそろ寝ようかな…と思いつつ、ベッドに寝転がる。

思った。


寝れない…。

寝れないのは、仕方ない。だから、スマホの電源をつけて、横になる。
ほんとは、だめなんだよね。
でも今日くらい、いいかな?


私の憧れの人、yurinaさんの動画をつけた。
yurinaさんは、サワームーンという4人グループにはいっていて、チェリーより、とっても人気がある。


チェリーをはじめたのもこの人が、きっかけ。


サワームーンさんは、一回ライブを台無しにしてしまったことがあったんだけど、すっごく前向きで、人気が、下がったのも一気に、取りもどしたの。


それくらいすごい人に、わたしもなれたらな~
なんて。

スマホをみてると、眠くなってそのまま寝てしまった。









【あとがき】
こんにちは。
ゆずです!
今回4話まで書いたので、1度書きました。
公開まで遅くなってすみません!
まだまだ友達だからシリーズ続きますけども、
今後も、ゆあとあまねの親友関係を感じながら、見てくれると嬉しいです!
少し短いですが、
ばいばい!