いつからだろう。

人の区別がつかなかった。
人の顔がわからないとか、そういうことじゃなくて...。
なんていうのかな…。

皆同じ人に感じてしまう。

見た目は違うけれど、中身は同じ人って感じ。
今、目の前にいる人の顔と名前は一到して誰が誰かはわかるのに、 その人自身がわからない。
顔と名前は違うのに、みんな一人の人間のしていることのように思える。
だから、それぞれの人で、行動や仕草、 言葉使い、様々なものが違うのに、 それを認識して理解することができない。

でも彼女だけは違った、 彼女だけは彼女というオリジナルな特別な存在だと思えた。

彼女だけはどんな人ごみの中からでもみつけることができたし、うしろ姿だけでも彼女だとわかった。 皆同じなのに、彼女のことだけは、彼女は彼女だと思って認識できた。

だから、彼女が特別だった。

また、憧憬(どうけい)していた。 でも、きっと彼女のような素敵な人間には人生のすべての時間を費したとてなれないだろう。

だからこそ、彼女は特別なのだ。

でも大学生になり、 そこで、まるで彼女のような素敵な女性と出会ってしまった。

そして、その女性はその女性で彼女と同様区別することができた。

こんなことは、20年行きてきて初めてであった。

でも、彼女にはかなわない。彼女の存在そのものに恍惚境になっている。

これはもはや、そう思いたいだけのよういも思える。
彼女と出会って、早14年ほどが経過してた。その間にこじらせてほったのかもしれない

しかし、やはり彼女は特別なのだ。これは、どんな言葉をつかっても表すことはできないほど、彼女は私の人生に影響をあたえている。

君が私が君から離れることを望まない限り、私は君の側にいけたい。
隣を望んだはしないけど、 みつけたら手をふるからふりかえしてくれるとうれしい。

君が大好きです。