母親を見たその子は男の子だった。 我が子は女の子で、友達がまだ居なかったため、男の子を不思議そうに見ていた。 "お母さんは?"と聞くと "居ない"と言った 母親は、嫌な予感がしていた。 男の子の身なりはとても なっていなかった。 ボロボロの布をかぶせただけのような服装に、母親は悟った。 この子は、捨て子だと。 彼女はその男の子の手をとった。 "私達と一緒に暮らしましょう" その言葉に、男の子は嬉しそうに頷いた。