"私の子………" 思わず呟いた母親の言葉を、男は聞き逃さなかった。 "本当か" 母親は、ハッとし、怯えて男を見た。 "大丈夫。 俺はバラさねぇよ こんな珍しいもん見せてくれるんなら" 男は、自分の懐の中から何かを取り出した。 "これを" その茶色い封筒には 大量の金 "ここに このガキを置いてくれるなら 俺は周りにバラさないし これをやるよ" 母親は、自分の手の中にある茶色い分厚い封筒を 離す事が出来ず 引 き つ っ た 笑 顔 で 静 か に 頷 い た