鳴いていた
セミの音すら感じずに
あなただけを
見つめてた
その時あなたはこっちみて
優しく笑顔で目を合わし
私も一緒に目を合わせ
何も言わずに歩き出す
夜中の暗い道の上
あなたと一緒に歩き出す
少し暑いような気もするし
なんだか恥ずかしくもなったけど
今はいいの
あなたがいるから 


悲しみに
暮れて歩いた
夏の朝
一人寂しく泣いていた
自分のことが
情けなく
余計に何かが流れ出す
いつか自分が強くなれたなら
もう泣くことはないのかな
こんな気持ちにならないか
少し心配なるけれど
自分次第ね問題ない
今から少し歩けばいい
大丈夫
自分がそう言っているから
大丈夫


梅雨が明け
綺麗な太陽帰ってき
綺麗な涙が去りました
綺麗な虹になりました
けれどあなたの「ただいま」は
まだ一回も聞けてない。
私とあなたのあの思い出も
なぜかずっと戻らない
ああいつ帰ってくるのやら
いつでもいいから
「ただいま」が聞けたその日こそ
あなたの前で
謝るね
後悔晴らす
ためにもさ
あなたの前で
謝るね

家のベランダのもっと奥
綺麗な夜空が広がって
いきなりあがる
夢花火
あなたと一緒に手を繋ぎ
その花火を
見つめたね
そんな素敵なお話を
今からあなたに聞かせましょ
耳をすまして聞きなさい
あなたが生まれる前のこと
私が一緒に話しましょ
ママとパパのお話を


あの日の夜に見つけた恋
あなたと結ばれようとした
お茶目な私の一苦労
あなたは一つも振り向かず
気づけば高校三年生
それでも私は諦めない
私の恋を咲かすため
決して決して諦めない。
今日、赤い糸で結ばれる
私とあなたの物語


山よりも
綺麗に輝く満月よ
私はその時あなた見た
彼は気付いていないけど
私はあなたを見つめてた
満月や星空よりも美しい
あなたのことを見つめてた
お空の上から見つめてた
愛しているよ
その一言を
伝えたい
だから今から盛大に
流れ星を見せましょう


奇跡なんて
起こるはずないと思ってた
実際はその通り
奇跡なんて起きません
奇跡というのは自分で掴むもの
だから自分の手で握る
あの日の美しい幸せを
探しに出かけてまた掴む
その時私の涙はきっと
星になって輝くだろう
私もお月様に
なることだろう
いってきます
今日も探しにいってきます


夏のひまわり上向いて
楽しそうに笑ってる
けれども私はどうだろう
そんなに上を向いていない
でもお日様が地球の輝き
お日様を見て過ごしたい
だけどそんな思いより
悲しみなんかが勝ってしまう
でも負けるわけにいかなくて
私は今日も上向いて
心を照らして
生きるんだ
それが私の願い事


セミの音
扇風機の回る音
畳の匂い
全部全部いつの間にか
消えてゆく
いつか私も消えてゆく
それでもいいので私は今日も
この世界を生きている
生まれてきたから生きないと
そうじゃない
生まれてきたのだから
楽しむの
楽しくない人生なんて
きっと存在しないはず
だから今日も
私は生きるよいつまでも


朝の匂い
お昼の眩しさ
夕日の切なさ
夜の輝き
今日も1日幕閉じる
明日の舞台が幕開ける
人生は
あっという間に終わるから
とにかく楽しんで
1日を終わりたい
そんなくだらない願い事
誰が見向きしたのでしょう
今日も私はこの舞台の主人公
楽しんでいきましょう
この1日を





夏が来て 始まったのよ 恋結び

日の出入 1日開始の 合図だよ

夏祭り あなたと見つめた 夢花火

七夕ね 綺麗に見えたよ 三角形

暑い今日 それより暑いの 心の奥

夏の朝 小さく咲いた 朝顔と

さあおいで 今日は楽しい 夏休み

夏の日の 今日に恋した 一致打ち

山登り あなたと見たね 町景色

夜に見た あなたとの恋 先行方