彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「学校で菅原凛が凛道蓮だとバレるのは、瑞希お兄ちゃんにバレたことに等しい。龍星軍のメンバーのヤマトと、優等生でカースト3軍の私が仲良くしていたら、不自然に思われて調べられる。」
「まあ、そうなるわなぁー・・・・」





そう言いながら、体育座りから片足をつく姿勢に変えるヤマト。





「凛が『聞いてくれ』ゆーた時、てっきり学園中に広まっとる凛道蓮のタイマン話か思うたけど・・・」
「ごめんね・・・いじめられっ子の菅原凛の方の話で。」
「うはははは!!かまへん!かまへん!!いい加減、引導を渡したろう思うとったところやから、ちょうどええやんか!」
「は!?引導を渡すって!?何企んでる!?」
「うはははは!!わしも、わしなりに、菅原凛がいじめられとる証拠を集めとったねん!」
「いじめの証拠だったら、私も集めてるけど――――――?」





ピヨピヨピー♪





そんなタイミングでLINEがきた。





「誰だよ!?」
「うはははは!!つなぐはんちゃうかのぉー!?」
「あー・・・正解だわ。」
「やったぁー!これで今年の阪神優勝間違いなしや!うはははは!!」
「ははは・・・・・そうなると、いいね・・・。」





大喜びするヤマトをよそに、私はLINEのアイコンをクリックする。
LINEは龍星軍のグループLINEに来ていた。
その内容は――――――――――――





「え?」





―我が君、四神校のバトルロワイヤルは、ヤマト殿の期末試験終了後に開始されることが決まりました―





昨日聞いたばかりのタイマン話の続報。





「勘弁してよ・・・頭使った後に、今度は身体を使うの・・・?」





私がため息をつけば、ヤマトが私のスマホをのぞき込みながら言う。



「うはははは!!凛、凛!最後まで読んだー!?」
「最後・・・?いや、まだだけど・・・」

まだメッセージ続くの?



スライドさせれば、新たな文字が出てきた。