彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「ですが凛さん、大事になるのは目に見えてます。つーことで、俺が凛さんの盾になりますから!!」
「ごめんねぇ~リンリン!ちーちゃんをメテオから守ってぇ~♪」
「逆じゃねぇのかよ、幡随院さんよ!?凛先輩は俺が守る!!今日から護衛しまっす!!」
「我が君、この関山つなぐを頼って下さいね♪」
「うははははは!!みんな凛が困っとるのに、楽しそうやなぁー!!とりま、凛道ガールがターゲットにされとること、凛道ガールのグループ、『流れ星の姫たち♪』に連絡したからのぉー!」
「え!?ちょ!?ヤマト!?涼子ちゃん達にLINEしたんですか!?てか、何ですか、そのグループLINE名!?存在も初耳なんですが!?」
「うはははは!!聞かれへんかったので、ゆーてへんだけでっせ~♪」
「そうかもしれないけど!!」
「ちなみに名前の由来は、『龍星軍=流星群=流れ星に関係のある女の子達の情報交換グループ』っちゅうーことらしいで♪考えたんは、ますみはん!」
「確かに女の子はみんなお姫様ですけど!!」





〔★ますみらしい命名だった★〕





「うははははは!!涼子はんもますみはんも瑠華はんも、『龍星軍4代目のために自衛するから、心配しないでと伝えて!!』ゆーとるわ!頼もしいのぉ~!」
「いやいやいや!!安心できませんよ!!」
「ああ、凛の言い分には一理ある。」
「瑞希お兄ちゃん!」
「そうだよな、モニカ?」
「そうね!凛道ガールは、あたし達初代が護衛するわ。それぞれの推しの女の子を、守っちゃう♪ということで~あたしは、高千穂ちゃんを守るわ!!」
「俺は小林涼子を守る。」
「烈司さんは、瑠華ちゃんだ♪」
「わはははは!!俺様はますみを守ってやるよ!!」
「さすがに凛1人で、生活圏バラバラ、ライフスタイルの違う4人を1度に守るのは無理だからな。」

「瑞希お兄ちゃん、みなさん・・・!」

(心強い・・・!)

「ありがとうございます!僕がふがいないばかりに!!」

「いーの、いーの、気にしなくてい~の、凛たん♪」
「そうだぞ、凛道。」
「任せてね、凛ちゃん♪」
「わはははは!!」





感謝する私に頼もしい笑顔で、瑞希お兄ちゃん以外の先輩は言った。