金曜日に瑞希お兄ちゃんが主催してくれた、私の歓迎パーティーで盛り上がった。
翌日の土曜日は、みんな徹夜で騒いだこともあって、夕方までゴロゴロして過ごしたのち、夜は久しぶりの集会を開いた。
だから日曜日は、集会明けで疲れたこともあり・・・瑞希お兄ちゃんの膝の上で、だらだらしながら過ごした。
そして本日月曜日。
瑞希お兄ちゃんに見送られ、ヤマトの単車でシゲ先生の家に向かう。
そこで凛道蓮から菅原凛に変身し、シゲ先生の車であゆみが丘学園の近くまで運んでもらった。
そうして私は、無事に終業式を終え、荷物を取りに教室へ戻ったのだった。
「これからみんなで、終業式お疲れ会しようぜ!!」
教室に入れば、そんな話をクラスメート達はしていた。
誰も私に話しかけてこない。
視線も合わせてこない。
意地悪も・・・いじめもしてこない。
完全に空気扱いしてくれる。
かえってそちらの方が助かった。
荷物を手に持ち、静かに教室を出る。
廊下を歩けば、他のクラスの生徒達が、私を見ながらヒソヒソ話している。
聞こえないように話してるのはわかるが、本人の前でするところに悪意を感じたが、知らん顔して通り過ぎた。
下駄箱に到着し、中をのぞけば、ローファーの靴がきちんと置かれていた。
ひっくり返してみるが、何も出てこない。
安全を確認してから靴を履いて上履きを入れると、顔を上げて校舎から出た。
相変わらず周りは、私を見てヒソヒソ話している。
今は嫌な気分かもしれないが、慣れれば気にならなくなるだろう。
(だからと言って、こういう嫌がらせをされたこと、絶対に忘れないし許さない・・・!!)
強い意志のもと、校門をくぐって外に出た。


