彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






ここはわしに任せて先に行け!というヤマトのお言葉に甘えて、瑞希お兄ちゃんのいる店舗兼住宅の裏口から中に入る。





「瑞希お兄ちゃん、来ました~♪」

パン!パン!パン!パーン!





一瞬、銃声かと警戒したが、キラキラ光る何かが舞い降りてきたので違うと判断する。





「え!?何事!?」





そう思った時、大好きな声が耳に届いた。





「よく来たな、凛!!」
「瑞希お兄ちゃん!!会いたかっ――――――――――ええ!?」





好きな人に抱き着こうとして、急停止する。
目の前に広がっている光景に驚いた。





「凛たん♪」
「凛ちゃん♪」
「凛道。」
「凛助~!」





初代龍星軍メンバーはもちろん、





「凛!」
「凛さん!」
「リンリン♪」
「我が君!」
「凛先ぱーい♪」
「凛道君!」
「りんどー!」
「・・・凛道。」





現役龍星軍メンバーに、





「凛君!」
「りっくん♪」
「りっちゃん♪」





凛道ガールまでもが勢ぞろいしていた。
それも豪華な食事付きで。





「あの・・・何かあったのですか?なんのお祝いですか?」
「それを聞きたいのは、あたしらの方だよ!」
「カンナさん?」
「昨日、真田先輩から個別LINEで、『凛にめでたいことがあった。お祝いをするから、全員集合!』って、召集かかったんだからよ!」
「えええええ!?瑞希お兄ちゃん!?」





思わず好きな人を見れば、ほのぼのとした笑顔で仰った。






「やっぱ、嬉しいことは、みんなで共有しないとな♪」

「う、嬉しいこと!?」


(そこまで私と暮らすことを、喜んで下さっているのですか・・・!?)





〔★凛の乙女モードが上昇している★〕





ドキドキする私をよそに、声高らかに瑞希お兄ちゃんは仰った。





「みんなに集まってもらったのはほかでもない。」





1人1人を見ながら・・・最後に私を見てから瑞希お兄ちゃんは告げる。





「今月から凛は、正式に俺らと暮らすことになった。」

「「「え!?」」」

「わはははははは!!」





瑞希お兄ちゃんからのお言葉に、初代メンバーは表情を変え、





「凛が!?」
「凛さんが!?」
「リンリンが!?」
「我が君が!?」
「凛先輩が!?」
「凛君が!?」
「りっくんが!?」
「りっちゃんが!?」
「りんどーが!?」
「凛道君が!?」
「うはははははは!」





現役龍星軍メンバーと凛道ガールは目を丸くし、







「凛道が瑞希さんと暮らすだとぉ――――――――――――!!?」







円城寺君は絶叫した。





〔★凛と瑞希の同棲、大河に10万のダメージを与えた★〕