「菅原さん、再テストの内容、難しい問題ばかりなの?」
「あ、はい、そうなんです・・・それも、テスト範囲じゃないところも出されていて・・・」
「ええ!?テスト範囲じゃないところなんて出されたら、菅原さん問題が解けないじゃない!?」
「いえ、事前に予習してましたので、何とかなってます。本日も、予習してきましたので。」
「そうなの!?菅原さん、再テストの件も、詳しくいじめ記録ノートにつけた方がいいわ!そうすれば、学校ぐるみのいじめだって、証拠にもなるから!」
「はい、そうするつもりです。」
「うはははははは!ほな、方向性が決まったところで、校内に入ろうか、菅原さーん!?」
「え!?でも、や・・・・ごじゅうあらし君、まだ正門が開いてませんよ?」
「うはははははは!こんなこともあろうかと、裏門開けてきたねん!そこから校舎に入ろうや!あ、このことは内緒やで、後藤先生♪」
二カッと笑いながらヤマトが言えば、優しく微笑みながら後藤先生は仰った。
「わかりました!聞かなかったことにするから安心して!そもそも私、口は堅い方だから、誰にもしゃべらないわ♪」
「うはははははは!それなら安心ですわー!」
「ありがとうございます、後藤先生。」
「いいのよ。教師として、当然のことをしてるまでだから。秘密は守るわ。」
「うはははははは!おおきに!ほな、菅原さん!裏門から入ろうかー!?」
「は、はい、や、ごじゅうあらし君!」
「うはははははは!後藤先生、ほな、また!」
「失礼します、後藤先生。」
「はいはい♪いってらっしゃい♪いつでも、先生のこと頼ってね、菅原さん?」
「はい、甘えさせていただきます。それでは失礼します。」
会釈をして後藤先生と別れ、ヤマトの後ろについて、裏門へと向かって歩き出す。


