彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




「とりあえず、しばらくは竹中先生のところで世話になりな!今、私の家は、愛弟子の両親と、岩倉の小僧と、渕上家にマークされてて、愛弟子が安心して休める場所じゃない!」
「え!?でも、し・・・竹中先生のご都合もあるのに、ご無理は―――――」
「気にしなくていいですよ、菅原凛さん。あなたからは、いじめの相談をいつも受けていたじゃないですか。」



(そういえば、そういう設定にしていたな・・・。)



〔★詳しくは、過去の彼は高嶺のヤンキー様シリーズを読んで下さい★〕



「いざとなれば、医者である私の判断で入院してもらっていたということにしますから。」
「そう、それ!竹中先生のところは、個人の病院だけど入院設備もしっかり整ってるところ!!干渉されにくい、ピッタリな場所だよ!!」


(知ってます・・・よく利用してますからね・・・・。)


「そういうわけだから、ほとぼり冷めるまで、竹中先生の家にいな!竹中先生、愛弟子をよろしくお願いします!!」
「いえいえ、こちらこそ、よろしくお願いします。」
「ほら、愛弟子も挨拶しな!」
「あ、あ、あ、その!よろしくお願い申し上げます・・・!」


(もうなにがどうなってるの!?)


もしかして、私の住む世界って狭いの!?

知り合いに遭遇する確率、高すぎるでしょう!?



(とはいえ・・・事情を知るシゲ先生の家を利用すれば、渕上ルノア達の尾行を気にすることなく、凛道蓮に変身できる。その分、瑞希お兄ちゃんと過ごす時間が増える・・・!!)



悪い話ではない・・・か。



そう思ったら、自分はとんでもなくラッキーなのだと思った。