(最悪だな・・・!)
「井谷先生、火は消しましたけど、火をつけたのは渕上ルノアさんですよ。」
「またそんな大ウソをつくのか!?」
「大ウソは渕上ルノアさんの方です。いじめの記録ノートは、私が渕上ルノアさんにどんないじめを受けたか記されたノートです。それを目の前で燃やされたんです。」
「本当にお前は――――――また親を呼ばれたいか!?停学にしてやろうか!?」
「井谷先生、あなたも立派ないじめの加害者です。」
「このガキ!!」
そう叫び、井谷が手を振り上げる。
再び殴られると、奥歯をかみしめた時だった。
「うはははは!!!」
ひときわ大きな声。
それで失笑がやみ、辺りは静かになった。
(え!?この声は――――――――――!?)
反射的に声のした方を見れば、予想通りの人物が立っていた。
「龍星軍、13代目特攻隊長、ごじゅうあらしヤマト、推参!!!」
(ヤマト!!)
その言葉取り、特攻服姿でヤマトが現れた。
〔★関西男子が登場した★〕
「うははははははーい!邪魔やから、どいてどいて!!」
そう言って、グーで出入り口にいるクラスメート達を押しのけていくヤマト。
B組の教室にドカドカと入ってくる。
予想外の来客に、井谷は困惑の声を上げる。
「あ・・・あなたなんなの!?なんですか、その服装は!?」
「うはははは!あゆみが丘学園でのわしの正装でーす♪」
「そんなわけないでしょう!?」
「はい、ウソォ~♪」
今まで井谷がしていたように、おどけたポーズで否定するヤマト。


