彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「あ、あの!今度はお腹とわきのあたりを洗いますね!?」
「ああ・・・頼むわ。下半身は自分で洗う。」
「御意に♪」




さすがに下半身を洗うのは、羞恥心がある。

刺激が強すぎる!





そう思いながら、丁寧に瑞希お兄ちゃんの身体を洗う行為を再開する。





(わあ~瑞希お兄ちゃん細マッチョだとおもってたけど、腹筋しっかり割れててかたいな~たくましいなぁ~かっこいいなぁ~守ってほしいなぁ~)





「ぷっ!凛、ちとくすぐってーもう少し、力入れてくんねぇーか?」
「え!?し、失礼致しました!力入れますね!?」




笑いをこらえながら言われて、急いで改善を行う




ゴシゴシゴシ!

「力加減いかがですかー?かゆいところないですかー?」
「どっちも大丈夫だ。凛、そろそろ流してくれ。」
「かしこまりましたー♪」





そのお言葉で、少し瑞希お兄ちゃんから離れて、シャワーを手に取る。
先ほどのように温度確認をしてから、瑞希お兄ちゃんの目の前まで戻り、泡がついている場所を流す。





「凛は丁寧にしてくれるなー」
「そ、そうでしょうか?」
「ああ。烈司とかもう少し雑だから。」
「え!?背中流してもらったことあるんですか!?」
「烈司の家に住んでた、ガキの頃の話だけどな。マジ、烈司のご両親には感謝だぜ。」
「そ、そうでしたか・・・。」





瑞希お兄ちゃんの複雑な家庭事情を思い出し、何とも言えない気持ちになる。
とりあえず、烈司さんに背中流しのファーストを奪われたこと、絶許さん。





〔★烈司は理不尽に恨まれた★〕