彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「じゃあ・・・・洗わせて頂きますね・・・?」
「ああ、頼むわ。」





そう言われ、瑞希お兄ちゃんの胸板にスポンジを当てる。





(うわあああああああああ!!瑞希お兄ちゃん生肌に触れてしまった!!)





極力意識しないようにしたけど、これはダメ!!





(ダメ!!誘惑にかけてない!!)





ちょっとだけ・・・・!!





そう思い、洗うふりをして肌にさりげなく触れる。





(す、すべすべしてる!!)





女性の肌とは違った、筋肉の良い肌触りがした。





(恋の神様!!素敵なイベントに感謝します!!)





そう思いながら、左右の胸を洗っていた時だった。





「傷でもあるのか?」
「ひゃあ!?ごめんなさい!!」





やましいことをしている時間があったので、声をかけられて反射的に謝る。
これに瑞希お兄ちゃんが私の手をつかんだ。





「ええ!?見えてないんじゃないですか!?」
「見えてねぇーよ!手さぐり、検討つけて掴んだだけだ。つーか、俺の話、聞いてるか?」
「お、お話とは?」
「聞いてねぇのかよ?いや、だから・・・・俺に目隠しさせてまで身体見せたくないのは―――――――――両親から虐待でできたひでぇ傷でもあるのかと思ってよ。」


(あ、その設定頂きました。)

「実は・・・・・・そうなんです。」





スポンジをこする手を止めながら、悲しそうに言えば、瑞希お兄ちゃんの声のトーンが変わる。





「やっぱりそうか・・・・!そうだったか・・・!!」
「申し訳ありません・・・瑞希お兄ちゃんだからこそ、見られたくないのです・・・・!!」
「凛、俺はそんなこと気にしねぇから――――――!!」
「心の傷は深いのです。ご理解ください。」
「っ!?・・・・・わかった。目隠しのままでいい。これからも背中流してくれ・・・。」
「!?おおせのままに。」





え~!?今回限りのイベントじゃないってこと!?

引き続き、瑞希お兄ちゃんとお風呂にはいれるってこと!?

ヤバい!嬉しい!私痴女かもしれないけど、嬉しい―♪

好きな人が普段見せないところ見れて、最高でござるー♪





〔★凛は完全に浮かれている★〕