彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






Felicita(フェリチータ)の表から店内に入る私と瑞希お兄ちゃん。





「ずぶぬれだな。」
「ごめんなさい・・・。」
「ばか。そこは、ありがとう、だろう?」
「ありがとう・・・。」
「よしよし♪」





そう言いながら、濡れている私の髪をゴシゴシとふいてくれる好きな人。
瑞希お兄ちゃんの指示により、破れて塗れていた特攻服の上着はもちろん、ズボンも脱がされ、インナーとファールカップ入りのボクサーパンツ姿になっていた。
ファールカップのおかげで、ないものがあるように、もっこりとしているので怪しまれないけど――――――――





「凛、インナーも脱いでいいんだぞ?濡れてんじゃんか?」
「お気になさらず!大丈夫ですから!」





そう告げて、必死でインナーの水分を吸い取るためにタオルでこすり続けた。





「凛、このままじゃ、俺ら風邪ひくわ。風呂入ろうぜ。」
「え!?」
「先に風呂入ってこい。」
「えっ!?い、いけません!瑞希お兄ちゃんがお先に――――――」
「俺は後でいいんだよ。凛の単車、回収しなきゃなんないしな。」
「ええ!?自分のバイクは、自分で回収します!瑞希お兄ちゃんにお手数をかけるわけには――――――――」
「うっせぇ!総長命令だ!!ほら、行ってこい!!」
「うう・・・す、すみません・・・行ってきます・・・!」
「それでよし!洗濯だけど、俺も濡れた服入れるから!つーか、俺がスイッチ入れるから、凛は服を入れるだけにしとけ!いいな!?」
「押忍・・・。」





総長命令は絶対なので、逆らえず、濡れた特攻服を持って、トボトボとお風呂場に向かう私。





「凛!オメー受け身とりまくって、打ち身作ってるだろうから、医療部外品の入浴剤を入れて入れ!」



〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
医療部外品:厚生労働省が有能効果があるとして許可をし、有効成分を配合した入浴剤のことだよーん☆彡