彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「ようしゃねぇな、凛道蓮!!今度は児雷也様が相手だ!!」





そう言いながら、南原高校の番長が突進してきたので――――――








「肘。」








筋肉を絞り、鋭くなった肘で小網の額に切りつけた。





ヒュン!

「がっ!?」

ブシュッ!!

「ぐああああああ!?」



「うわ!?児雷也さんの額から血が!!」


「目がっ!!目に血が入って――――――――!!」

バッ!!





身体の軸がふらつく児雷也めがけて、片足を高く上げる。







「ハッ!!」

(かかと落とし!!)

バキッ!!

「ぐは!?」






急所にキレイに入ったことにより、マットの上にうつぶせで倒れてくれた。

うるさいから、しばらく寝ててほしい。







「キレッキレじゃんか、凛道蓮~!?」






そう言って近づいてきたのは、西岸高校の番長の催馬楽メテオ。






「円城寺とのバトルの時は、消極的だったのがかなりの変貌ぶりじゃねぇか~!?」

「幡随院長政は渡さない。」

「―――――――だったら奪ってやるよっ!!」






両腕にナックルをはめ、接近してきた。

だから応戦をした。







「抜き手。」

ザクッ!!

「あ?」








僕は利き手を開き、指を三本そろえて、男のわきに指を貫通させた。








ズボッ!!

グリグリ!!

「ぐっ!?あああああああああ!!?」



「きゃあああああ!!」

「いやああああメテオ!!」



「凛道ぉ!この野―――――――――!!?」










「押し。」









指がささった場所を強くつかみ、身体をメテオの方へ少し傾け、両足に力を入れて、鼻を狙って頭突きした。






ヒュン!

ゴッ!!

「ぶば!?」






メテオの身体が、勢いよく倒れていく。
その勢いで、勢いよく指が抜ける。







ブシュッ!!

〈きゃっ!?〉






催馬楽メテオから指を引き抜けば、血が噴き出した。
血管が集中している場所を狙ったので、血が大量に出てくる。
それが審判をしていたアキナさんに降り注がれた。