「ようしゃねぇな、凛道蓮!!今度は児雷也様が相手だ!!」
そう言いながら、南原高校の番長が突進してきたので――――――
「肘。」
筋肉を絞り、鋭くなった肘で小網の額に切りつけた。
ヒュン!
「がっ!?」
ブシュッ!!
「ぐああああああ!?」
「うわ!?児雷也さんの額から血が!!」
「目がっ!!目に血が入って――――――――!!」
バッ!!
身体の軸がふらつく児雷也めがけて、片足を高く上げる。
「ハッ!!」
(かかと落とし!!)
バキッ!!
「ぐは!?」
急所にキレイに入ったことにより、マットの上にうつぶせで倒れてくれた。
うるさいから、しばらく寝ててほしい。
「キレッキレじゃんか、凛道蓮~!?」
そう言って近づいてきたのは、西岸高校の番長の催馬楽メテオ。
「円城寺とのバトルの時は、消極的だったのがかなりの変貌ぶりじゃねぇか~!?」
「幡随院長政は渡さない。」
「―――――――だったら奪ってやるよっ!!」
両腕にナックルをはめ、接近してきた。
だから応戦をした。
「抜き手。」
ザクッ!!
「あ?」
僕は利き手を開き、指を三本そろえて、男のわきに指を貫通させた。
ズボッ!!
グリグリ!!
「ぐっ!?あああああああああ!!?」
「きゃあああああ!!」
「いやああああメテオ!!」
「凛道ぉ!この野―――――――――!!?」
「押し。」
指がささった場所を強くつかみ、身体をメテオの方へ少し傾け、両足に力を入れて、鼻を狙って頭突きした。
ヒュン!
ゴッ!!
「ぶば!?」
メテオの身体が、勢いよく倒れていく。
その勢いで、勢いよく指が抜ける。
ブシュッ!!
〈きゃっ!?〉
催馬楽メテオから指を引き抜けば、血が噴き出した。
血管が集中している場所を狙ったので、血が大量に出てくる。
それが審判をしていたアキナさんに降り注がれた。


