彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「落ち着け凛!!今のお前は――――――――」
「俺の我がまま聞いて下さい、兄貴。」
「凛!!」
「俺は、催馬楽メテオと児雷也虎太郎と中尾真穂とバトルロワイヤルで―――――――!!!」





戦うと言いかけた時だった。





ガシッ!

「わっ!!?」






足首を誰かに捕まれた。







「そのバトルロイヤル!!」







声の主を見てギョッとした。







「俺も参加させてもらうぞ凛道この野郎・・・!!」







ゴホゴホとむせながら、上半身を起こしている円城寺君だった。







「円城寺君、君は―――――――!!」
「俺はまだ戦える!!勝負だ、凛道蓮!!」
「勝負は俺の勝ちだろう?」
「再戦だ!!まだ戦えるから、戦わせろ!!」
「いや、負けてるから、無理で――――」
「戦うったら、戦うんだよ、オメーとっ!!」
「・・・。」







癇癪を起した子供のように駄々をこねる円城寺君。

円城寺君の参加を認めたくなかったが―――――――――







「私は円城寺の飛び入りを歓迎する!!飛び蹴り受けたお礼がしたいからな!!」
「俺もだぜ!!円城寺には、良い一撃もらったからな!!倍返しがしたい!!」
「くっくっくっ!!東山高校の双璧の凛道蓮と円城寺大河をつぶせば、この催馬楽メテオの天下よ!!長政を俺のものにできーる!!」
「おーい!!5人でバトルロワイヤルするところ見せろ!!」
「こんだけ最強がそろってんだ!!戦えよ!!」
「凛道蓮さんの戦うところ見たい!!」
「あんな瞬殺のタイマンだけじゃ満足できない!!物足りない!!」
「戦えー!」
「たーたかえ!たーたかえ!たーたかえ!」







参加者達と観客が、後押しをしたからもうどうにもならない。







「「「「「「「「「「「「たーたかえっ!!!」」」」」」」」」」」」」







完全なカオス。







(なぜ・・・・こうなった・・・・?)







リングには、凛道蓮と戦いたい4人が集結する。







(なんかもう、どうでも――――――――――――)

「――――――――いいよ。」



「凛!?」

「俺達5人によるバトルロワイヤル・・・・・・・殺ろうか・・・・・・・・?」

「凛っ~~~~~~~~~~~~~~~~!!?」







脱力気味に告げれば、一気に会場内が盛り上がる。





〔★やけを起こした凛、バトルイベントが決定した★〕