「私の目標は全国制覇。そのためなら、手段を択ばない。」
「はあ・・・そうですか・・・。」
(それを私に話して、何になるって言うんだ・・・??)
「全国制覇の第一歩として、まずは凛道蓮、お前を倒す。」
「え?」
「完膚なきまでに叩き潰さなければ意味がない。よって、タイマンの際は、お前の得意武器であるトンファーを使って私と戦え!」
「・・・え?」
「私もいくつか得意武器はある!だが、場合によっては素手で、お前を倒すことにする!凛道蓮を倒した証として、私はお前が身に着けているシルキロールを奪い、その素顔を世界中に拡散する!」
「・・・えーと・・・・・・言ってることの意味が分からないのですが?」
「私は凛道蓮に、宣戦布告に来た・・・・・・・・・と言えば、理解できるか?」
「ええ!?その前に円城寺君でしょう!!?」
(順番おかしくない!?)
「バトルロワイヤル戦の勝者が、僕と戦うのですよ!?他の2人はともかく、円城寺君は強いんですけど!?」
そう言った瞬間、中尾カノンの目から鋭さが消えた。
「円城寺?だれだ?それは?」
「えっ!!?」
「テメー中尾!!」
「よせ、大河!!」
「相手にするんじゃない!!」
冷めた目で私を見る中尾カノンに対し、私の背後では円城寺君を必死に抑えているであろう秀君と悠斗君の苦労が伝わってきた。
「私が見据えているのは凛道蓮・・・お前だけだ!必ず、私はタイマンでお前を倒し、素顔を暴く!!それまでせいぜい、顔の手入れをしておけ・・・!!」
そう告げると、カップに残っているカフェオレを一気飲みする中尾カノン。


