「りっくん、ますみを守って!!ますみは、男の子が恋愛対象なの!!」
(私も男の子が恋愛対象なんだけどな・・・。)
とはいえ、性別を隠してる手前、そんな爆弾発言・・・瑞希お兄ちゃんの前で言えない。
そう思って瑞希お兄ちゃんを見れば―――――――――
「なーに、やってんだか・・・。」
呆れかえっておられた。
私じゃないよね!?私にあきれてないよね!?
瑞希お兄ちゃんの反応に、一喜一憂する私。
〔★ある意味、好きな人に振り回されている★〕
「おい!!私がいるのに、一ノ瀬ますみと浮気宣言しやがるのか!?」
「うふふふ♪やきもち焼いてもらった方が、裸の運動激しくなるじゃん♪」
「あははは!お前、マジエロいから好きだわ~♪」
「私も、カノンさんが大好き♪」
チュウ♪
そう言いあいながら、口と口でキスをする中尾真穂とその恋人。
「ちょ、ちょっと!?人前で何してんですか!?」
「ぐはははは!いいじゃんか、凛道蓮!!今夜のおかず、いただきだぜ♪」
「おい、さかるな中尾真穂カップル!!長政、俺達も負けてられないぞ!?」
「誰がテメーと肉体関係持つか、淫乱野郎!!」
「はいはい!!前座はそれぐらいにして、各客席について、タイマンする2人も、タイマンに備えて準備してちょうだい!!」
パンパンと手を叩きながら声を上げた人物を見て、私を含めた新旧龍星軍と凛道ガールが殺気立つ。
「九条アキナさん!?」
「こんばんは、凛道蓮と愉快な仲間達♪」
屈強な身体のSPらしい男達を従えた九条アキナが、控室の出入り口に立つ。
それで、出入り口近くにいる瑞希お兄ちゃんと烈司さんの表情が引き締まり、百鬼も挑発的な顔つきになる。
「アキナ、お前――――――――!」
「悪いけど、あなたと話す気はないわ、真田瑞希。」
「よぉ、アキナちゃーん!!聞いてくれよ!!長政がひどいんだ!!」
瑞希お兄ちゃんを無視すると、駆け寄ってきた催馬楽の背中に腕を回して抱きしめる九条アキナ。


