彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「つーか、お前が対戦するのは円城寺だろう?なんで、催馬楽なんかともめてんだ。」
「僕もよくわからないです。」
「こいつが俺の長政を独り占めするからだ!!」
「お前のもんじゃねぇーよボケ!!」
「なんだよーホモか!?ゲイか、お前ら!?まっ、今時同性愛は珍しくないからいいけどよぉ~!!」
「だよねぇーカノンさん♪」
「え?」





そう語る北条高校の番長の隣には、スカートが短くて、胸の谷間がすごい美少女がいた。
隣に並んでいるだけなら問題はないが、なぜか、お互いの腰に腕を回して密着している。





「中尾さん・・・お隣の方は親友ですか?」





何気なく聞いた質問。
それに中尾は、ぷはっ!と笑うと、ドヤ顔で言い放った。





「そんなわけないだろばーか!こいつは私の彼女♪恋人だ!!」
「卒業したら、新宿の役所に婚姻届けを出して、結婚しまーす♪」

「え!?そうなのですか!?」

(つまり、レズビアン!?)



〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
レズビアン:同性同士、女性同士の恋人同士のことだよーん☆彡



「今夜は、私のハニーと一緒に観戦させてもらうぜ!面白い展開にしてくれよな!」
「ぜ、善処します・・・。」
「そこは善処じゃなくて絶対にしてくれよ凛道蓮っ!!」





無難な返事をした時、聞き覚えのある声がした。
ドカドカと、足音をさせながら、そいつは私に近寄ってきた。





「挨拶に来てやったぜ凛道蓮!!」
「児雷也虎太郎、君。」





招待されたであろう南原高校の番長も現れた。
大男は、私を見た後ですぐに別の人達に視線をうつした。





「おお!!凛道ガールもそろってるな!!」





そう言って、ますみちゃん、瑠華さん、涼子ちゃん、カンナさんを順番に見てにやける男。





「おい、中尾!どれが一番好みだ!?」
「私の恋人に決まってるだろう!?」
「中尾の恋人は誰がいい!?」
「え~?どうしてもっていうなら、一ノ瀬ますみー?いじめがいがあるから♪」
「え?」
「えー!?やだー!!」





その返事を聞き、ますみちゃんが私に抱き着く力を強める。