(なんで、円城寺君と一緒にいるの・・・!?)
「わははははは!瑞希~!円城寺との連れション、長かったなー!?うんこだったかー!?」
「ばーか!ションベンだよ!でかい声で言うな!デリカシーねぇーな!」
(一緒にトイレに行ったというの!?)
円城寺君が瑞希お兄ちゃんと一緒にトイレですって!?
(なんて羨ましいの!!)
私の身体は男の子のつくりじゃないから、肩を並べて連れションなんてできない!!
(特にトイレ関係は、男装している面で、極力気をつけている問題だというのに―――――!!)
そう思ったら、仏頂面の円城寺君にイライラしてきた。
(私なんて、私なんて!瑞希お兄ちゃんと一緒にトイレに行ったことないのに!それなのに円城寺君はその夢を簡単に叶えるなんて!!ズルい!!)
ジェラシーを込めて円城寺君を見れば、視線が交わる。
ふいに円城寺君が、瑞希お兄ちゃんの隣から移動する。
私の方へやってくる。
「凛道・・・良い目してるじゃねぇか?少しは、やる気が出たか?」
「・・・そうですね。今なら、円城寺君と戦えそうですね・・・。」
メンチをきりあう私達。
しかし、それはすぐに中断された。
「よぉ!あいさつに来てやったぞ~!凛道蓮と長政―!」
そう言って現れたのは、ブラン服に身を包んだ高校生。
「催馬楽メテオ、君。」
「長政~!!会いたかったぜ~!!」
「げ!?出た!!来るな来るな!!」
私の名前は読んでいるが、関心はちーちゃんにあるらしい催馬楽。
ちーちゃんに迫るが、ちーちゃんは素早く逃げて、私の後ろに隠れてしまった。
「リンリンのところに避難!!」
ガシ!
「わっ!?」
そう言いながら、バッグハグをしてくるちーちゃん。


