「相変わらず人気だな、凛たん。」
「わははははは!」
「烈司さん!百鬼さん!」
セコンドが決まったタイミングで、別行動をしていた先輩2人が声をかけてきた。
控室の入り口のドアにもたれかかり、にこやかに私達を見ていた。
「いつからいらっしゃったんですか!?」
「んー♪凛たんがラジオをセコンドに指名したあたりから♪」
「結構前からいましたね!?お2人だけですか!?」
「あたしらもいるぞ!!」
そう言って、烈司さん達の後ろから現れたのは、龍星軍の特攻服を着た、カンナさんと悠斗君と秀君の3人。
「カンナさん!」
名前を呼んで手を振ってみたが―――――――
「今日は、大河の味方だから!!」
そう言われてそっぽを向かれた。
(わかってはいたけど・・・ちょっと寂しいな。)
〔★カンナのサバサバ対応、凛はしょんぼりしている★〕
「りっちゃん、そんなに落ち込まないの。」
「瑠華さん。」
「カンナちゃんも難しい立場なのはわかってるでしょう?」
「わ、わかっています!」
「りっくんには、ますみがいるじゃなーい♪」
ガシ!
「ますみちゃん。」
そう言って私の右腕にしがみつく妹系女子。
「もちろん私もよ、りっちゃん♪そして、涼子ちゃんも♪」
「あ、あ、はい!私、凛君、応援します!」
そう言いながら、左腕にしがみつくセクシー女子と、背中の服をつまむ清楚系女子。
「ホホホ!さらには、モニカちゃんも味方よぉ~んーチュ♪」
「わ!?」
モニカちゃんに至っては、正面から抱きしめてきて、額にキスしてきた。
その直後だった。
「――――――――――――この軟派野郎!!」
ゴンッ!!
「痛い!?」
私の脳天に拳がさく裂する。
「デレデレしてんじゃねぇよ!!ばっかじゃねぇの!?凛のアホ!!」
「カ、カンナさん!?」
遠くにいたはずのカンナさんがいたこと、そのカンナさんがこぶしを握っていたことで、カンナさんに殴られたのだと理解する私。


