彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






1時間後、『Felicita(フェリチータ)』のガレージには、現役龍星軍と凛道ガールの大半が集まっていた。





「じゃあみんなぁ~イオリンとモニカちゃんの車に別れて会場入りしましょうね~♪」
「「「「押忍!」」」」
「うはははははーい!」
「「「はーい。」」」



(本当に、爆裂団以外来たな・・・・・・・・・。)





現役龍星軍のメンバーは特攻服を着用しているのはわかる。
しかし、凛道ガールの服装を見た時、私は絶叫してしまった。





「なんで特攻服を着てるんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!?」





ゆるキャラのしんじょう君のトレーナーの上から龍星軍と刺繍された特攻服を着た涼子ちゃんと、プチプラの可愛い服の上から特攻服を着たますみちゃんと、生地の少ないキャミソールの上から特攻服を着た瑠華さんの姿に衝撃を受ける。





「叫ぶな凛道。凛道ガールも、龍星軍のメンバーだ。」
「誰がそんなこと決めたのですか!?4代目総長の僕は許可してないですよ!?」
「初代総長の瑞希が決めたことだ。」
「瑞希お兄ちゃんが!?」





聞き返せば、獅子島さんはメガネを直しながら言った。





「『敵の多い今の龍星軍は、総長の凛が特別扱いする女の子がいるから、『姫待遇』で特攻服着せて守った方がいいだろう。』という瑞希からの指示だ。」
「現在の龍星軍、敵が多いのですか!?」
「だから、バトルロイヤルと今夜のタイマンが実行と決定したのだろう。」
「そうかもしれませんけど!涼子ちゃん!」
「は、はい!」





瑠華さんの後ろに隠れている女の子に声をかける。