彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




「僕は、中山岳教頭も許せませんが、中尾真穂もその母親の中尾エリナも大嫌いです。校長の金子圭一は何やってるのでしょうね。」
「マジそれな!!だから、私はカノンなんだ!!性的いじめとかしねぇーし!!」
「あれは集団性犯罪だろうが、中尾!!オメーが普段してることと、大して変わらねぇじゃねぇか!?」
「はあ!?もう一度言ってみろ、高千穂カンナ!?」
「何度でも言ってやるぜ!!タイマンで負けた相手の裸土下座動画撮る奴に、解明の権限はないんだよ!!」
「どっちが上か、叩き込ませるためにしてんだけど!?負けなきゃいいだけの話だろう!?中山岳よりマシだろうが!?」
「ああ、中山岳がイカレてる点では同意してやるよ!!」
「カンナ、それぐらいにしろ!おい、中尾!何しにここに来やがった?」
カンナさんを引き寄せると、ガンを飛ばしながら言う円城寺君。
これに中尾真穂改め、中尾カンナは――――――――――――
「はじめましてだな、凛道蓮!私は中尾カンナ!北条高校で番をはってる!」
「こちらこそ、はじめまして、中尾真穂さん。凛道蓮です。」
「おい!!俺を無視するな中尾!!馴れ馴れしくするな、凛道!!」
「とりあえず、そこに3人並んで座って下さい。いいですよね、瑞希お兄ちゃん?」
「おう、そうしろ。」
「無視すんな凛道!!瑞希さんも、何でキッチンに入るんですか!?茶でも出す気ですか!?」
「バーロー!うちはコーヒー屋だ!コーヒーしか出さねぇよ!」
「出す必要なんかないっすよ!!」
「大河、ちと黙ってろ。」
「っ!?」





瑞希お兄ちゃんの言葉で、悔しそうな顔で口を閉ざす円城寺君。
3人が腰を下ろしたところで、テーブルをはさんだ反対側に私も腰掛ける。
向かい合う形で座る私達。