彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






(私が自分で自分の人生を決めて良い・・・!?)



言われてみれば・・・行けと言われていた大学は、両親が決めた学校・・・。



(私が選んだわけじゃない・・・。)





「私は・・・・・私の将来を自分で決めて良いの・・・・?」
「そうや!!『凛道蓮』がそうしとるなら、『菅原凛』も自分で、人生を決めて良いねん!!」





その言葉で、目の前が明るくなった気がした。





「そう・・・だよね・・・私・・・自分で、自由に決めて良いんだよね・・・?」
「当たり前や!大企業に就職することや、公務員になることや、官僚になることが、人生の正解やない!!『自分の意志で決めて人生を送っていくこと』が正しい生き方や!!」


「自分の意志で決める・・・!」


(そっか・・・そうなんだ。)


「私はもう、自分で好きに人生を決めて良いんだ・・・」
「そうやで!これからは、凛の意志で人生切り開いていこうや!わし、応援し続けるさかい!」
「ありがとう・・・ヤマト・・・・!」





ヤマトの胸に頭をくっつけて伝えれば、私の両肩に置かれていたヤマトの手が私の背中に回される。





「うはははは!!おおきに!もう大丈夫やからな、凛!」





ギュッと抱き寄せられ、明るい声で言われた。
それにより、今までまとわりついていた悪いものが一気に落ちるのを感じるのだった。