彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




「なにしにきやがった、中尾真穂(なかの まほ)!?」
「え?カンナさんのお知り合いですか?」
「知り合いも何も、中尾真穂(なかの まほ)が北条高校の番長だ!!」
「え!?女性番長、ですか!?」
「てか、カノンだ高千穂カンナ!!中尾真穂(なかの まほ)って、呼ぶな!!中尾カノンって呼べ!!」
「え??中尾・・・カノン、さんが、正しい呼び方ですか?」
「そうだよ!!」
「ちげーよ!!」



聞き返せば、本人からはYESとカンナさんからNOと言われる。



「どっちが正しいんですか??」
「このボケ!!カノンさんに決まってるだろう!?」
「カノンさんが、広瀬爽彩(さあや)さんを凍死においやったいじめっ子と同じ名前を名乗るのがイヤで改名手続きしてるって知らねぇのか!?」
「!?ああ!あの性的いじめの件の加害者と同じ名前なのですか!?」



〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
中尾真穂(なかお まほ):北海道旭川市で2021年に凍死体で見つかった旭川市立北星中学校の14歳、広瀬爽彩(さあや)さんに、「集団性的暴行」をしていた、いじめ加害者の1人。このいじめの加害者は判明しているだけで、中尾真穂(なかの まほ)、赤井楓翔(あかいふうと)を含む10名とされているが、実際の加害者は数十人にのぼる。なお、旭川市立北星中学校の広瀬さんの担任は、旭川合唱連盟に所属する別名『デート先生』こと菅野未里、教頭は中山岳、校長は金子圭一である。


(あの事件は胸くそが悪い。)



「覚えてますよ。被害者の広瀬さんが通っていた学校の中山岳教頭が『10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか?10人ですよ!1人のために10人の未来をつぶしていいんですか~?どっちが将来の日本のためになりますかぁ~?もう一度冷静に考えてみて下さーい。』って、ふざけた発言した奴でしょう?」
「そうだよ!!だから私は、本名が嫌なんだよ!!」



私の言葉に激しく声を荒げる中尾真穂あらため、中尾カノン。