「最初は、一週間と言っていませんでしたか!?」
「早く死んでほしいから4日、という意味で変更だ!」
「・・・・・え?」
はやくしんでほしいから、よっか・・・・
「・・・・・今、生徒に対して、死ねと言いましたか?」
「はあ?そんなこと言ってませんよ。ねぇ、理事長?」
「その通りだ!貴様、そうやってまた嘘をつくのか!?停学の日数が少なくいなって、嬉しくて浮かれてるのか!?なんて不謹慎なんだ!!」
「そんなはずない!!」
確かに死んでほしいと言われた!!
「お父さん、お母さん!!」
一緒にいる家族に訴える。
「お父さんと、お母さんも聞いたよね!?私が死ねって言われたよね!?」
「「・・・。」」
「お父さん!?お母さん!?なんとかいってよ!?ねぇ!?」
立ち上がり、理事長の側にいるお母さんにすがりついたんだけど――――――
バシャ!
「あつい!?」
湯呑に入った新しいお茶をかけられた。
「お母さん!?」
「・・・。」
お母さんは無言で立ち上がると、そのままお父さんの側へ行く。
自分の側に来たお母さんを、お父さんは抱きしめる。
「お父さん!お父さんっ!!」
「・・・元居た場所に座りなさい、凛。校長先生のお話は終わってない。」
「何言ってるの!?この場合、私の話が先でしょう!?」
「いいから座れ!!」
「お父さん!?」
「あーもうけっこうですよ、菅原さん。」
そう言ったのは、あゆみが丘学園の校長。
「わしは本当は停学期間を4日にしたかったのに、ミテコさんから停学期間を2日にしてくれと言われましてね。」
「え!?停学期間が2日!?」
「そうだ!よって、4日間から2日間に変更だ!!そして2つ目の話は、優秀な凛さんだったらすぐに解決できることなので、担任の井谷先生から、停学明けに連絡させる。」
「そ、そうですか。」
「わ、わかりました。」
「・・・。」
(嫌味な言い方しやがって・・・!!)
「では失礼します。いつまでも、加害者の家にいたくありませんので。」
「校長の言う通りだ!本当に不愉快な時間だったよ!失礼する!!」
「あ、お見送りを―――――!」
「お気遣いなく。」
「これ以上その薄汚い顔をわしらに見せるな!」
ガチャ、バタン!!
乱暴にリビングのドアを開け閉めすると、あゆみが丘学園の大人達は出て行ってしまった。
「あなた!」
「お、俺、見てくるよ!」
お母さんにうながされ、お父さんが2人の後を追って出ていく。
部屋にはお母さんと2人きりになる。


