船越師範と後藤先生は、到着するまで時間がかかるだろうと思っていたが、思ったよりも早く2人は来てくれた。
「愛弟子!」
「菅原さん!」
「船越師範!?後藤先生!?」
座っていた椅子から立ち上がれば、一目散という感じで、後藤先生が私にかけより抱きしめてくれた。
「ごめんね!ごめんね!菅原さん!一人にしてごめんね!」
「後藤先生?」
「まさか―――――――井谷先生まで一緒になって、渕上さん達と一緒に、菅原さんをいじめた挙句、3日間の停学処分にするなんて思わなくて!!」
「3日間の停学処分?一週間じゃないのですか?」
「心優しい渕上ルノアの恩情で、愛弟子の停学期間を短縮したってことになったそうだよ。」
「なんですか、それ!?」
憎々しげに言う船越師範に、私も怒りを覚える。
(自分をよく見せるために、そこまでするなんて――――――――許さん!!)
「とりあえず、冷たいものを買っておいたから外へ出よう。やはり、コンピにより、スーパーの方が飲み物は安いね。」
「え?」
そう語る船越師範の手には、ここのスーパーのロゴマークが入ったビニール袋があった。
「菅原さんに会う前に買っておいたの。お腹すいてるんじゃない?」
そう言いながら、スーパーのロゴが入ったビニールの中身を・・・おにぎりとパンが入っている袋を見せてくる後藤先生。
「ここのイートインで食べながら、少し話そう。」
船越師範の提案もあり、私達はイートインコーナーに移動した。
そこの4人掛けの大きなテーブルに座ると、飲み物と食べ物を3棟分にして下さる船越師範と後藤先生。
「「「いたただきます。」」」
声をそろえて食べ始めた時、後藤先生が話を切り出した。


