彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「うはははは!!これから瑞希はんのところに行くやろう!?」
「出来れば行きたいが・・・」
「出来ればやなくて、行く!!やろう!?うはははは!!」
「・・・ああ。瑞希様を拝みたい・・・。」
「うはははは!!せやから、凛が今夜はわしの単車運転して、わしが後部座席で、凛のニセアカウントから拡散された写真や動画を地道に消してく作業をしたら――――――――効率いいと思わへん!?」
「え!?パソコン持ってバイクの後部座席に座るのか!?」
「うはははは!!手作りの特性スマホでするに決まってるやん♪やっても、ええやろう!?」
「そりゃ、いいけどよー・・・・」





ここまでの話を聞いて俺は思う。





「もしかしてヤマト・・・めちゃくちゃ頭が・・・・IQが高かったりする・・・?」
「うはははは!!」





私の問いかけに、笑うだけの反応をするヤマト。





「さあーて!!ほないきまひょかぁ~!うはははは!!」
「あ!?おい、待てよ!?俺の質問に答えてないぞ!?」
「最近狙っとるガールから、ミステリアスな男性が好みー♪言われたねん♪今度こそ彼女ゲットやで~♪うはははは!!」
「え!?こないだフラれたばかりなのに、もう別のターゲットをロックオンしてるのかよ?」
「うはははは!!恋愛にも種類があってな!凛みたいに一途な恋もあれば、切り替え速い恋もあるねん♪桑原ちゃーん♪」
「それも・・・そうか・・・。まあ、応援してるわ。」
「うはははは!!おおきに!!ほな、寄り道してから瑞希はんとこ、行こかー!」
「え!?直結じゃねぇーの!?どこに寄ろうってゆーんだよ!?」
「うははははは!!それはのぉ~♪ごにょごにょごにょごにょ♪」





ヤマトが俺の耳元でささやく。





「・・・ああ、そういうことか。」





関西男子の説明に納得する。





「じゃあ、寄り道するわ。」
「うははははは!!おおきに!!ほな、レッツゴー!!」





そんな会話を交わしながら、俺達はヤマトの部屋から、玄関から外へ出るのだった。