(そんな・・・友達と戦えっていうの!?決闘罪が課せられても、バレなきゃいいって言うのはわかるけど――――――――――)
円城寺君と戦う・・・。
(円城寺君と戦えるの・・・・・・?)
「凛道!!」
動揺する私に、円城寺君が声をかける。
「瑞希さんから―――――いや、初代総長からの許可は下りた!!テメーを本気でぶちのめせるのを、楽しみにしてるぜ!!手加減したら承知しねぇからな!!?」
「円城寺、く・・・」
「――――――――気に入らねぇ!!」
ガン!!という音に合わせ、椅子が1脚倒れる。
「わがまま過ぎだぞ、円城寺大河!!」
「雷太!?」
声を上げたのは、現役龍星軍メンバー最年少の中学生だった。
「ああん!?瑞希さんが決めたことにケチつける気か!?」
「決めてきたのはテメーだろう、円城寺さんよ!!」
そう言いながら、円城寺の前まで行く雷太。
「ら、雷太!?」
思わず、私も近寄れば、円城寺君にメンチを切りながら言った。
「事後報告の時点で、気に入らねぇんだよ!!目上の許可も取らずに、他校の奴らと勝手に凛先輩の参戦決めてきてんじゃねぇぞ!?」
「目上だと・・・!?」
雷太の発言に、円城寺君もメンチをきる。
「小僧・・・誰が目上だって言ってんだ・・・!!?」
「はあ!?凛道蓮さんに決まってるだろう~凛先輩の格下が!!」
「その方程式で言えば、テメーは俺より格下だな、クソガキ!!」
「あーん!?凛先輩の顔立てて、我慢してるのがわかんねぇのか円城寺さんよ!!?中坊に泣かされる思い出作ってやろうか!!?」
「口だきゃあ、一人前だな~!!?」
「やめろ、雷太!!円城寺もこらえてくれ!!」
「ウェイウェイウェイ♪止めるなよ、リンリン♪おーい、襟足っち!お前が負けたら、仇はちーちゃんお兄さんが取ってやるから心配ナッシング系~♪」
「はあ!?長政まで、なに言い出すんだよ!!?」
「え?むしろ、なんでリンリン怒らねぇの?俺、血管ブ千切れそうなんだけど?」
そう言ったちーちゃんの顔は、無数の血管が浮き出ていた。


