彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






ノックしてから声をかけた。





「ヤマト、俺だ。凛道蓮だ。」

ガチャ、バーン!!

「凛っ!!?」





私の呼びかけに、部屋から転がるように出てきた大親友。





「凛、自分・・・!!?」
「もう大丈夫だ。ただ・・・ちょっと、4代目モードになっちまったけどな?」





ニヤリと笑えば、ヤマトのサングラスがズルッとズレる。





「俺のニセアカウント、全部削除する前に記録として残せるか?」
「凛!!?」
「やられっぱなしは気に入らねぇ!反撃の準備始めるぞ!」





そう告げれば、今度はヤマトがニヤリと笑いながらサングラスを直す。





「押忍♪4代目♪」
「はははは!!」
「うはははは!!」

「「あーはっはっはっはっはっ!!」」





どちらともなく、肩や背中をバシバシ叩き合いながらハグする私達。
しばらくたわむれた後で、ヤマトが言った。





「うはははは!!そうと決まれば話は早い!!凛!中に入り!!」
「おう、お邪魔し―――――――うお!?なんだこりゃ!?」





室内はネットしかできないだろうという最先端機器で埋まっていた。





「長政のところと似てるな・・・。」
「うはははは!!ながちゃんが作るの手伝ってくれたねん!」





陽気に笑うと、高そうな椅子に座ってキーボードをたたき始めるヤマト。





「うはははは!!とりま~インスタグラムとTikTokとYouTubeとXにある凛のニセアカウントの情報をコピー!!」
「どれぐらい時間かかる?」
「うはははは!!もうできたわ!!」
「本当かよ!?」





〔★ヤマトの早業、凛は疑っている★〕