彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「凛が素直に罪を認めて謝らないから、我が家の家計は―――――――生活はどん底になったのよ!?この親不孝者の欠陥品!!」
「そうだ!幸い、先方が分割払いでもいいと言って下さったから、いいものの――――――!!それでも、家のローン以外の借金を、凛が自分で作ったという自覚はあるのか!?俺達を、親を困らせているという自覚はないのか!?」
「だから、私は!!渕上ルノア達のいじめのワナにはまったの!!全部、仕組まれたことなのよ!?」
「あの優しいルノアちゃんがそんなことをするわけないでしょう!?体育祭の時だって、心のこもった寄せ書きを持って来てくれたこと、凛は忘れたというの!?」
「凛に言ってなかったが、あの時、凛を入院に追い込んだ体育教師からの慰謝料を払わせるようにしてくれたのは、ルノアちゃんなんだぞ!?」
「え!?慰謝料をもらってたの!?なんで教えてくれなかったの!?」
「子供のお前にお金の話をしても意味ないだろう!?使いたいとでも言いだしたら困るからな!」
「なにそれ・・・!?私が慰謝料を、遊びのお金に使うとでも思ったから言わなかったの!?」
「現にお前、パパ活でお金を稼いでるだろう!?お泊りの勉強会だと嘘をついて、パパ活相手と夜遊びして金をもらったんだろう!!」
「お父さんっ!!言って良いことと、悪いことがある!!私のこと、そんな風に見てたの!?」
「そんな風にしか見れないようなことをした凛が悪い!!」
「お父さんの言う通りよ!!みんな、みんな、凛が悪い!!」
「お母、さん!?」

「「全部凛が悪い!!」」





声をそろえ、にらみながら言われた。
それで私の―――――――――――――――限界が来た。