彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「『四神高(ししんこう)』のバトルロワイヤル戦で勝利したもんは、他の3校を配下に出来る!!パシリとして支配できることになる!!それに加え、勝者には――――――――龍星軍4代目総長・凛道蓮とタイマンで切ることが決まったんだよっ!!」

「―――――――――――・・・・・・は?」

(今、なんつった?)
「今、なんつった?」





思ったことが、口に出る。
それに歯ぎしりする円城寺君と、顔をしかめるカンナさん。
秀君も悠斗君も気まずい顔をしており、可児君とちーちゃんとつなぐに至ってはニコニコしていた。
雷太は人でも殺しそうな顔をしている。





「・・・・・・・聞き間違えだったかな・・・・・・?」

てか、聞き間違いだよね?

「・・・いや、あの、なんか、バトルロワイヤル戦の勝者が、私とタイマンできるって、聞こえたのですが・・・?」
「そうだよっ!!!」





私の問いかけに、イライラ状態の円城寺君が言った。





「あいつら、凛道が―――――――前回、東山高校の制服コスプレをして、東山高校で待ち合わせしたことを!!東山高校のコスプレで東山高校をうろついてるのを例に挙げてきて、『凛道蓮は東山高校の生徒。東山高校のボスは凛道蓮。』とぬかしやがった!!凛道はコスプレしてるだけだって言っても、東山高校の幽霊部員ならぬ、幽霊生徒だと思い込んでやがって―――――――!!」
「ええ!?前回、東山高校の制服コスプレをして、東山高校で待ち合わせしたことで、そんな誤解が生まれてるのですか!!?」
「わ、わりぃ!!それは――――――――俺が原因を作ったことになるな・・・。」
「な!?瑞希お兄ちゃんは悪くないです!!」
「そ、そうっすよ!!瑞希さんは悪くないです!!悪いのは、敵との待ち合わせ場所を東山高校にして、東山高校の制服を着てうろついた凛道蓮ですよ!!」
「そうです!!僕が悪いです!!だから瑞希お兄ちゃんはご自分を責めないで下さい!!」

(なんてことだ!瑞希お兄ちゃんを悲しませることになるなら、東山高校の制服コスプレをして、東山高校の前でクソ野郎と待ち合わせをするんじゃなかった!!)





〔★クソ野郎についての詳しい情報は、【彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)】をご覧下さい★〕