「私は今回のテスト、不正なんかしないで勉強して、自分の力で問題を解いて結果を出したわ!!でもあなたは、前からネットの知恵袋で、わからない問題を聞く習慣があったじゃない!?なんで私が不正をしたみたいな嫌がらせするのっ!!」
至近距離で怒鳴りつければ、ビクッと大きく体を震わせる。
「・・・・・・き・・・・・・」
そして何かつぶやく。
「なに!!?聞こえない!!はっきり言え原田夏美っ!!」
「う、嘘つきっ!!」
「なんですって!?」
私を嘘つき呼ばわりしたかと思うと、素早く難波の方へ行ってしまった。
「待ちなさいよ!!」
それを追いかけようとしたら――――――――
「やめろ!!」
ドン!
「きゃあ!?」
後ろから強く突き飛ばされ、身体を床にたたきつけられた。
「なにするの!?」
上半身を起こし、振り返れば、鳥海めぐみが立っていた。
突き飛ばしたのはこいつらしい。
「往生際が悪いんだよ、カンニング女!!夏美がネット知恵袋のマスター資格持ってるからって、夏美のせいにしてんじゃねぇーよ!!」
「ふざけないで!!どう考えても、原田夏美さんのウソでしょう!?第一、私はネット知恵袋をここ半年は使ってないわ!!ログインさえしてない!!」
「じゃあ、なんでテストの最中にお前のアカウントで、テスト問題の答えを求める投稿がされてるんだよ!!」
「知りませんよ!!私はやってません!!むしろ、私をいじめるために、あなた達がしたんじゃないの!!?この卑怯者!!」
頭に血が上り、思わず相手を罵ってしまった。
途端にあふれんばかりの爆笑が起こる。
「きゃははははは!『私をいじめるため』だって~!ウケるー!」
「菅原~お前は単に、痛い女だから、みんなからさけられてるのに気づいてないわけー?」
「私のどこが痛いって言うんですか!?」
「いじめなんてないのに、いじめられていると担任の私に報告するところですよ、菅原凛さん!!」
「えっ!?」
その言葉で声のした方を見た。


