彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




「俺が東山のボスになってから、他の3校からほぼ同時に、タイマンの申し込みがきた!どいつがこようとかまわなかったが、誰が最初に俺と戦うかで、3校がもめた!」
「それでバトルロワイヤルになったんですか?」
「半分はな!」
「では、もう半分の理由は?」
「っ!!オメーが!!凛道、オメーが毎回毎回トラブルや事件を運んできて、それに俺らが付き合ってたせいで、タイマンする時間が取れなくて延長状態になってたんだよ!!」
「え?その言い方だとまるで、僕のせいみたいじゃないですか?」
「オメーのせいだよ!!タイマンが先延ばしになってたのは!!」
「えー・・・・・!?」

(それ、責任転嫁じゃない?)



〔★否、責任転嫁ではない★〕





納得できなかったので、私はみんなに聞いてみた。




「カンナさん、秀君、悠斗君、可児君、ちーちゃん、僕の責任ですか?」




東山高校の友達に、円城寺君の発言の正当性を問う。




「あ~・・・いや、それは・・・」
「なんてゆーかなぁ~・・・」
「ハッキリ言えば、そうだな。」
「違うぞ長谷部!!凛さんは悪くない!!」
「可児っち、気持ちはわかる系―!感情的にはリンリンは無罪だけど、理性的にはリンリンは有罪系―!」
「けっきょくどちらですか?」
「うははは!判断が難しいっちゅーことやろう!なぁ、つなぐちゃん!?」
「そうなりますね、ヤマト殿。」
「はあ!!?絶対凛先輩は悪くないで決まりだろう!!?そうっすよね、真田さん達!?」

「「「「「どちらともいえる。」」」」」

「えええ!!?」
「そんな!瑞希お兄ちゃん!!」




声をそろえる初代の先輩達に、ショックを受ける雷太と私。





「つーか!!問題はそこじゃねぇんだよ!!」
「カンナさん?」





落ち込む私に、追い打ちをかけるようにカンナさんは言った。





「3校のうちの1校が、『タイマンが出来ないなら、場所を提供するからバトルロワイヤルにして、4校の中でだれが一番か決着もついでにつけよう』ってことになっちまったんだよ!!そうだよな、大河!!?」
「え!?そうなのですか!?」
「チッ!そうだよ!」





私の問いに、忌々しそうに円城寺君はしゃべる。