(瑞希お兄ちゃんが応援してくれている以上、円城寺君に勝たなくっちゃいけないのはわかるけど・・・)
反射的に、瑞希お兄ちゃんのエールに、同意の返事しちゃったけど!!
(本当は仲間と戦いたくないな・・・。)
周りの騒がしい声の中心で、私の心中は複雑だった。
だからこそ、円城寺君に負けた3人に対して、視線を送る。
(なんで負けるのよ!!)
これに男女3人は――――――――――
「こうなったら、凛道蓮を応援するしかないね!!しっかり勝てよ、凛道蓮!!」
「凛道蓮!!お前の応援はするけど、長政は俺の物だからな!?そこは忘れるなよ!!」
「ガハハハッ!!応援してるぞ凛道蓮!!円城寺に勝って、俺らの仇討よろしくな!!」
(なんで応援するのよ!?)
私に勝てと言ってくる。
〔★仇討の依頼もされていた★〕
「誰がテメーのもんだ、メテオ!!俺はリンリンの物だっつーの!!リンリン、ファイト!!大河っちに勝ってねー♪」
「大河はやるときゃ、やるんだよ!大河が勝つに決まってる!!なぁ、カンナ!?」
「・・・あたしはどちらの味方もしねぇーよ!」
「中立に立つのか、カンナ?俺は悠斗と一緒に、大河応援するけどな。」
「わかりますよ、カンナ殿。爆裂団メンバー兼凛道ガール1号は、難しい立場でしょう。カンナ殿の分まで、俺が我が君を1番応援するのでご心配なく♪」
「はあ!?凛先輩を一番応援できるのは、弟分の俺だから!!凛先輩、問答無用で、円城寺をやっつけちゃってくださーい!!」
「馬鹿野郎クソガキ!凛さんを一番応援できるのは、副総長で片腕の俺だ!!フレー!フレー!り・ん・さ・ん!!」
「当日はりっくんの勝利のために、チアコス着て、ますみちゃん応援しちゃうんだからぁ~♪」
「じゃあ私は、りっちゃんの祝賀会をするために、勤め先を1日貸し切りにして、おもてなししちゃうわ♪」
「わ、私は~安全祈願のお守りを渡します・・・。」
「うははははは!!おもろいイベントになりそうやなぁ―凛!?」
「・・・。」
(なんでいつもこうなるんだろう・・・。)
現役メンバーと凛道ガールの発言に、何とも言えない気持ちになる私。
そんな私の視界に、1人の人物がうつりこむ。


