(ちくしょう、円城寺君め!!これで勝たなかったら許さないんだから!!)
「ウェイウェイウェイ!元気出してリンリン♪ちーちゃんの後ろに乗せたげる系♪」
「待て待て!ここは片腕の俺が凛さんを乗せる!軟派野郎は引っ込んでな!」
「いえいえ、長政殿はどちらかといえば、チャラ男です。ということで、俺が我が君を乗せます♪」
「俺!」
「俺だ!」
「俺です。」
「うはははははは!凛!凛!凛!誰選ぶー!?」
「え!?いや、僕は、瑞希お兄ちゃんじゃないなら、だれでも―――――――――」
「良いわよね♪モニカお姉ちゃんがのせてあげる♪」
ガシ!!
「え?」
「「「あ!?」」」
「モニカお姉さんの単車に乗りましょうね~凛ちゃん~♪ちなみにこれ、初代命令だから~♪」
「うはははははは!それならさからえまへんなぁー!」
「「「お、おのれ!」」」
「チッ!クソアマが・・・・。」
「キレるなよ、イオリン♪烈司さんも我慢するから、今日のところは、モニカに譲ってやろうぜー?」
「フン!誰が凛道を乗せたいと言った?錯覚にもほどがあるぞ。」
(はい、そうであってほしいです・・・)
モニカちゃんに引きずられながら、烈司さんと獅子島さんのやり取りを見て思う。
獅子島さんの後ろにはあまり乗りたくないな~と。
〔★伊織のツンデレのツン、凛には強烈過ぎた★〕
「凛はモニカがのせるとして、涼子ちゃん、ますみちゃん、瑠華ちゃん、好きな奴の後ろに乗れよ!」
「はいはーい!ますみ今夜は宗方先輩の後ろに乗りたーい♪」
「OKプリンセス!ご乗車歓迎しまーす♪」
「私は来た時と同じで―――――高千穂さんの後ろに乗せてほしいです。」
「いいぜ!来いよ小林!」
「それじゃあ、私はつなぐちゃんね♪いいかしら?」
「むろんです、お姉様♪」
こうして、各自が乗車完了になったところでガレージの扉が開く。
「そんじゃー無事故で、夜露死苦!!」
「「「「「「「「「「夜露死苦」」」」」」」」」」
「「「お願いしまーす!」」」
「夜露死苦です・・・。」
「うはははははは!」
「わーはっはっはっはっはっ!」
それでいくつものエンジン音が鳴り響く。
そして順番にガレージを離れ、車道へと流れていく。
「円城寺ちゃん、勝てるといいわねぇ~凛ちゃん♪」
「ええ・・・勝って頂かないと困りますよ・・・!」
(瑞希お兄ちゃんの後ろに乗ってるんだから、勝たなきゃマジで許さないんだから!!)
先頭を走る瑞希お兄ちゃんの後ろに座る男子をにらみながら、私は円城寺君の必勝祈願をするのだった。
〔★嫉妬にあふれた祈りの念だ★〕


