彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「そこは、占い師の烈司に聞けよ。」
「それはそうですが・・・。」
「聞いてちょ♪」
「まあ・・・俺としては、東西南北のバトルロワイヤルでは、大河を応援してるからそうなると予測してる。なんせ、龍星軍の総長代行で、爆裂団の頭だからな。」
「そうですね・・・『悪鬼』という異名もありますもんね。」
「あら、凛ちゃんだって、『ジャック・フロスト』って可愛いネーミングがあるじゃない?」
「可愛いって・・・笑顔で人を凍らせるキャラのどこが可愛いですか?」
「『ジャック・フロスト』は、見た目のバランスがいいと思うぞ、凛道。」
「わははははははは!真・女神転生じゃ、いい仕事してるしな!!」
「とにかく凛は、誰が相手になってもいいようにだけしとけ!イメージトレーニングは欠かすなよ?」
「わかっています!イメトレは毎日してますから!」

とはいえ・・・4パターンもイメトレする面倒なんだよね。

期末テスト期間だったけど。

誰だよ、期末テスト期間中に、こんな迷惑なイベント考えたの?





「うははははははは!うまー!瑞希はんの『カッフェ・ドルゾ』は、今日も美味いでー凛!?はよう飲みなはれ!」
「わ、わかってますよ!」
「一杯飲めよ、凛♪表立って凛を応援できねぇけど、その分、愛情込めて作ったからな♪」

「え!?僕のために――――――」

(愛情を込めて!?)

「い、頂きます!」

「召し上がれ♪」





好きな人からの甘いささやきを受け、ノンカフェインのドリンクを一気飲みする。
熱すぎず、ぬるすぎず、ほどよいあつさ加減のコーヒーが胃にしみわたる。





「美味しい♪」
「そうか、そうか♪お兄ちゃんの愛情たっぷり『カッフェ・ドルゾ』、おかわりするか?」
「頂きます!!」
「OK!その調子で、タイマンも頑張れよ!?」
「はい!頑張って勝ちます!」





瑞希お兄ちゃんからの声援に、やる気がみなぎる。
例え、4人同時に相手をすることになっても、勝てそうな気分になるのだった。





〔★瑞希のエールドリンク、凛のハートを刺激した★〕