彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




神頼みをする私に、残酷にも神様は試練を与えてきた。



「ねぇねぇ、凛道ガールって呼ばれてるのは、高千穂カンナちゃんと小林涼子ちゃんと一ノ瀬ますみちゃんと鳴海瑠華ちゃんの4人であってる?」
「アキナさん!?」



催馬楽メテオから離れると、私の大事な女友達たちに近づいてくる九条アキナ。
それで急いで、女友達たちを守るためにアキナさんの前に立ちふさがる私。





「アキナさん、彼女達の側に来ない――――――!」





来ないで下さいと言う前に、そのうちの1人が吠えた。





「―――――気やすく近づくな!!イカレ女!!」

「カンナさん!?」





グイっと私の肩をつかんで、私を自分の後ろに下げると、カンナさんの方からアキナさんへ近づく。
そして、顔を近づけ、メンチをきりながら言った。





「この疫病神が!!なにが、『初めまして』だボケ!ファーストコンタクト済ませてんの忘れたか痴呆女!用件あるなら、あたしが代表で聞いてやる!手短に言え!!」
「ちょ、カンナさん!ダメダメ!!」
「放せや、凛!」





アキナさんから遠ざけようとするが、カンナさんを引っ張るが抵抗して言うことを聞いてくれない。





「お願いですから、自分から危険に近づかないで下さい!」
「ああん!?頭守るのが、親衛の務めだろうが!?」
「だったら、仲間を守るのも頭の務めですよ!!」





そう告げて、全力でカンナさんを引き離・・・引きずって、九条アキナから遠ざける私。
それを見た九条アキナが笑う。





「あらやだー♪龍星軍の四代目は、私みたいなか弱い女が怖いわけー♪」





挑発をする。
だから伝えた。