「僕はダメで、瑞希お兄ちゃんならいいんですか!!?」
「う、うっせー!!文句あるか!?」
「あるよ!!」
「カンナ!?」
「カンナさん!」
これには、私だけじゃなく、爆裂団のメンバーからも非難の声が上がる。
「いい加減、いつまでも凛に対抗する姿勢取るのやめろや大河!みっともねぇぞ!!」
「ライバル視する気持ちはわかるが、今回は内容が内容だろう?」
「カンナと秀の言う通りだぜ!さっさと、はいちまえよ!」
「うははは!つまりそれだけ、重要なもめ事っちゅーわけやな~!?」
「だから俺が密告したんじゃないですか♪」
「だあー!!うるせぇ!うるせぇ!!つーか、秀!!俺は凛道のこと、ライバルなんて思ってな――――――――――!!」
「凛せんぱ―――――――――い!!!」
円城寺君の会話をさえぎる大声。
私の名前を呼ぶ、知ってる声だった。
「雷太?」
「凛先輩!!大変っす!!円城寺の奴が―――――――――――あ!?円城寺だ!!」
現れたのは、後輩の神楽坂雷太。
龍星軍の旗持ちをしている身長170cmのメンバー歳少年の男の子だった。
私を見た後で、円城寺をにらみながら雷太は叫ぶ。
「この野郎!!凛先輩の許可も取らずになにしてんだボケ!!?」
これに円城寺君は、こめかみに青筋を浮かべながら言い返す。
「ああん!?先輩を呼び捨てにした挙句、ボケ呼ばわりとはいい度胸だなクソガキ!!?」
「ボケにボケって言って何が悪い!?それとも、大バカ呼ばわりの方がお好みか!!?」
「調子に乗り過ぎだぞ、クソガキ・・・!!泣かされてぇか!!?」
「やってみろよ、大馬鹿野郎!!」
「ちょ、やめなさい!!2人共、やめて下さい!!」
メンチを切りあいながら、距離を縮めていく円城寺君と雷太。
その間に入って2人を止めた時だった。


