私の身体に弾力のある物があたる。
「瑠華さん、あの!・・・あたっているのですが・・・」
「なにが?」
「えっ!?」
胸とは言えず、言葉に詰まる私。
「なにが?」
「いや、その、あの、」
「なーぁーに?」
迫られ、意を決して伝える。
「脂肪の塊2つです。」
「そういう返し方されたの、初めてだわ。」
〔★凛は正直に答えている★〕
「ぷ!あはははは!脂肪って!?」
「うははははは!他の言い方あるやろう~?」
「セルライトですか?」
「りっちゃん!瑠華さんの美乳を、老廃物の塊呼ばわりしないでちょうだい!」
「あ、すみません。」
「もういいわ!・・・そういうおこちゃまなところも好きだから♪チュ♪」
「わ!?」
そう言うなり、シルキロールの上から頬にキスする瑠華さん。
「瑠華さん!」
注意しようとしたら、ニコニコしながら言われた。
「なぁに?モニカお姉様は良くて、あたしはダメなの?差別じゃなーい?」
「そういうわけでは~」
「だったら、人からの好意は素直に受け取るものよ?」
笑顔のまま、私の身体の方へと体重をかけてきて、しなだれてしまう瑠華さん。
「好きよ、りっちゃん♪」
「・・・ありがとうございます。」
どう返すのが正解かわからず、無難な言葉を返す私。
「瑠華ちゃんは強いなぁ~」
「うははははは!!」
一緒にいる連れは、助けるどころか面白がってるし。
なんかムカつく。
「お待たせしました。ご注文の品を持って参りました。」
「瑞希お兄ちゃん♪」
好きな人の再登場に顔をほころばせば、ギュッとほっぺをつねられた。
「痛い!?」
「ごめんねェ~焼きもちなの♪」
つねった人物、瑠華さんはそう言うと、瑞希お兄ちゃんを見ながら言った。
「瑞希お兄様、あたし、りっちゃんと仲良くなりますので、見守って下さいね?」
「・・・好きにしたらいいんじゃないか?」
「はい♪好きにします♪」
「ちょ、なに言い出すんですか、瑠華さん!?」
「あら、あたしにとって最大の恋のライバルは、瑞希お兄様なのよ?いうこと、言っておかなくちゃ♪」
「はあ!?」
瑠華さんの言葉に、ドキッとすれば、瑞希お兄ちゃんの手が伸びてきた。
「わかってるならいいぜ、瑠華ちゃん。こいつにR18はまだ早いからな?」
「ちょ、瑞希お兄ちゃん!?」
「はーい♪善処します♪」
楽しそうに言う瑠華さんと、作り笑いで言う瑞希お兄ちゃん。
なぜ、作り笑いと思ったのかはわからないけど、悪い気持ちはしなかった。


