「え!?あの!?どうして!?」
「どうしてもこうしてもないじゃん♪蓮君が田淵を消して以来、なんか、うちの店がカスハラする客を出禁にして安心してコーヒー飲める店ってことでバズって、売り上げ右肩上がり続けてる上に、俺らの給料も上がったんだよ~♪」
「そうなのですか!?」
「そうなの、そうなの♪だから、愛する弟のコーヒーは、お兄ちゃんが作ることで同意できてるから、良い子で待ってなよ~♪」
「お、恐れ入ります。あの!クッキー、カズ君さん、ありがとうございます!他の皆さんにも、よろしくお伝えください!」
「伝わってる、伝わってる♪まる聞こえだからな~♪」
ははは!と、カズ君さんが笑えば、店内のいたるところから、楽しそうな笑い声が上がる。
恥ずかしくなりうつむけば、私の頭を誰かがなでた。
「カズ君さん?」
「蓮君素直で良い子だから、俺もファンとして推してるんだよ?これからも、真田お兄ちゃんの職場に来てくれよな?」
「あ、はい、あの!ご迷惑でなければ、お邪魔させて下さい・・・!」
「ウェルカムに決まってるだろう~!?じゃあ、ゆっくりしていってくれよー♪」
そう言って、私をなでなでしてから、立ち去って行くイケメンの部類に入るカズ君さん。
「あーあ、なんだか妬けちゃう。りっちゃん、どこに行ってもモテるんだから?」
「瑠華さん!?」
ハア・・・と、悩ましげにため息をついたかと思うと、私の隣に座る美女が、私の肩に頭を置いてきた。
「りっちゃん、本当に愛しい♪」
「あの瑠華さん、距離が近いのですが・・・。」
「あら?近い距離っていうのは、これぐらいしなきゃ言わないのよ?」
そういうなり、再び、私の腕に自分の腕をからませてくる瑠華さん。
「ちょ!?瑠華さん!?」
「うふふふ♪」
「おーおー今夜の瑠華ちゃん積極的だねー」
ギューと私にしがみついてくる年上のお姉さんに、店中の視線が集まるのを感じる。
〔★凛と瑠華は注目の的だ★〕


